子育てに関しては、
社長より先輩ですけどね、私。
社長より先輩ですけどね、私。
[ プロフィール ]
営業部 設計積算課
加藤 茜
工事部への配属から、設計積算課へ異動。 産休・育休を経て復帰。
現在子どもが2歳で子育てをしながらのため、
時短勤務精度を利用中。
元々は飲み会好きであるものの、
時短勤務中は「ランチ女子会」も楽しみ中。
- ――
- お久しぶりですね!
- 加藤
- そうなんです、
お久しぶりです!
帰ってきました - 編集部
- 註:加藤さんは以前もインタビューにご登場いただいたことがあります。4年振りにまたお話を伺いました
- ――
- 前回お話したときは
新卒1年目でしたよね。 - 加藤
- はい。
もう5年目になっちゃって。
異動もしたし、
産休・育休も経験しました - ――
- すごい。
人生のあらゆるステージが
変わってますね。 - 加藤
- うふふ。
なので、前回からまた違った視点で
お話できるかも。
よろしくお願いします。 - ――
- 現在は積算の
お仕事をされているんですよね。 - 加藤
- はい。
入社3年目のときに、
工事部から営業部管轄の設計積算課へ異動しました。 - ――
- 異動のきっかけは?
- 加藤
- 大きいのは、
妊娠がわかったからですね。 - ――
- ああ、なるほど。
- 加藤
- 工事部だと、
仕事の基本は現場。
現場では身体を使うため、
内勤にということで、
積算の仕事をすることになりました。 - ――
- そういう配慮があったんですね。
- 加藤
- そういうところは
ありがたいですよね。
でも……。 - ――
- でも?
- 加藤
- 積算の仕事なんて
まったく知らなかったので、
本当にゼロから。 - ――
- 積算とはどんな仕事でしょうか。
- 加藤
- ざっくりいうと、
物件ひとつつくるためには
何にいくら使うのか、
お金の計算をして、
見積もりをつくる仕事なのですが。
必死です!(笑) - ――
- 新しいことを学ぶのは大変ですよね。
新しい場所で
感慨深い仕事なんかも生まれましたか? - 加藤
- うーん……。
- ーー
- ……。
- 加藤
- うーーーん……。
- ――
- パスは3回まで使えます。
- 加藤
- じゃあ、パスで!(笑)
- ――
- あまりまだ
メモリアルワークの
ようなものはないですかね。 - 加藤
- もちろん毎日充実しているんですが、
「感慨深い」なんて
思っている暇はなくて。
とにかく教わったことをやる!
来たものを打ち返す!
みたいな。必死!(笑) - ――
- 現場での仕事と
積算の仕事は全然違いますか? - 加藤
- やることはやっぱり違いますね。
積算は見積もりをつくる仕事なので、
デスクで集中して
黙々とこなす仕事です。 - ――
- 動き回ったり
コミュニケーションを積極的にとる
現場とは真逆ですね。 - 加藤
- そうなんです。
日中は人の声がなく
カタカタと電卓の音だけが響いてますね。 - ――
- カタカタ……。
- 加藤
- でも仕事の根幹は
変わらないと思いますよ。
ひとつの建物ができ上がるまでの
一部を任せてもらって、
だんだん形になるって、
いまでも達成感があります。 - ――
- ええ。
- 加藤
- いまは「お金」の意識も強いので、
責任感もより強く
求められるかもしれないですね。 - ――
- 産休・育休前後のお話も
伺いたいです。 - 加藤
- はい。息子も2歳になりました。
やんちゃです(笑)。 - ーー
- やんちゃなんだ(笑)。
- 加藤
- この前なんか
パン屋さんでペロンとお尻出されて。 - ――
- 飲食店で一番
やってはいけないことを。 - 加藤
- 「えっ!ちょっ!?」
ってなりました。 - ――
- 大変だ(笑)。
3年目で積算部へ移動したあと
産休・育休をとって、4年目の夏に
積算部へ復帰ということですよね。
TAKEMURAには
産休・育休を取る方は多いんですか? - 加藤
- いや、ほとんどいないんです。
それまでは退職する方が多くて。 - ――
- 前例が少ないと
不安にもなりますよね。 - 加藤
- なかったわけではないですね。
やっと積算の仕事も
覚えてきたなというところで
離れるわけですから。 - ――
- せっかく
できるようになったのに、と。
離れるとまた
忘れちゃうかもしれないですもんね。 - 加藤
- そうそう。
ただ、忘れちゃう部分もあったんですが、
なぜかできるようになったこともあって、
不思議でした。 - ――
- 休み前にできなかったことが、
復帰したらできた? - 加藤
- 手を動かしてない状態で
客観的に考えられるからですかね。
「あれってこういうことかも」と
頭でイメージしてたら、
復帰後上手くいったこともありました。 - ――
- またみんなに馴染めるかなとか、
気持ちの面では、
復帰時に不安はなかったですか? - 加藤
- それはなかったです。
休暇中から何度か会社に来て、
復帰後について面談をしていました。
総務や人事の方が
かなりケアをしてくれたと思います。 - ――
- いまは少ないとのことでしたが、
これからも子育てをどんどんしながら
働ける人が増えるといいですね。 - 加藤
- そうですね。
単純に女性社員の人数も増えたので、
それが嬉しいです。 - ――
- 女性社員にとって
働きやすい環境が必要ですね。 - 加藤
- 女性社員だけじゃなく、
子育てをする男性社員もですね。
今福社長を筆頭に、かな。 - ――
- そうか。
今福社長もお子さんが
生まれたんですね。 - そうなんです。
だから私も社長と
子育ての話をするんですよ。 - ――
- そうなんだ!どんな話を。
- 子どもが最近
どんなことできるようになったかとか。
子どもの成長を報告し合ってて。
こんな会社なかなかないですよね。
子育てだと、私の方が先輩なんです(笑)。 - ――
- 今後の仕事の
目標はありますか? - まずはもっと積算の仕事が
できるようになりたいですね。 - ――
- そうですよね。
- ひとりで任されることも増えてきて、
できることが増えた実感はあるものの、
まだまだって気持ちも大きいので。 - ――
- こんなふうになりたい!
って理想像はありますか? - 加藤
- どうだろう。
上司の畠山は、
やっぱすごいって思いますね。 - ――
- 寡黙でクールで仕事のできる。
- 加藤
- そうそう(笑)。
- 編集部
- 註:畠山さんも、寡黙でクールでドライなキャラ(本人談)として社員インタビューに登場いただいています。積算の仕事をより詳しく知りたい方は こちら のインタビューも!
- 加藤
- とにかく
持ってる情報量がすごいんです。
聞けば何でも知ってる。 - ――
- 以前お話させていただいたときは、
インテリアの仕事に興味があると
言われてましたね。
あのころは、
社会人ってだけで大変!って感じだったけど。 - 加藤
- そうですね。
現場で雨に濡れてると
帰りたくなってたころからすると、
全然違う世界に来ちゃったなと思います。 - ――
- というと?
- 加藤
- 妊娠を機に
積算やることになるとは
思ってもなかったし。
もちろん、
まったく悪いことではなくて、
想像もしなかった経験が
できてる面白みというか。 - ――
- 想像もしてなかったから
得られることがあるってことですか? - 加藤
- 経験ってつながってるんですよね。
工事部で現場を経験していたからこそ、
積算で設計図を見たときに
具体的な想像まで瞬時にできるとか。 - ――
- そうなんですね。
- 加藤
- だから、いまの積算の仕事も
次で役に立つと思うんです。
インテリアの仕事をする目標もあるし、
でもいまの仕事も大切だなって。 - ――
- たしかにそうですね!
- 加藤
- 夢に向かってでいうと、
資格はとりたいですね。
インテリアコーディネーターの
勉強をして、じつは努力をしています! - ――
- 就活生にアドバイスをするとしたら、
どんなことがありますか? - 加藤
- うーん。
採用サイトで言うことじゃ
ないかもしれないんですが。 - ――
- 大丈夫ですよ。ぶっちゃけなので。
- 加藤
- 一生ひとつの会社で働くのが
当たり前ではないよということは
意識してみてほしいかも。 - ――
- なぜですか?
- 加藤
- ずっとやる前提で仕事を考えると、
どうしても視野が狭くなっちゃうと
思うんです。
ずっとやらなきゃって思うから、
条件が多くなって
業界や業種が絞られちゃう。 - ――
- 選択肢が減りますね。
- 加藤
- そう。
それってよくないと思うんですよ、私。
いろんな会社を見て、
たくさん迷って、
視野を広げて、
選択肢はできるだけ多く持ったほうが
いいと思うんです。 - ――
- わかります。
- 加藤
- べつにそれで、
結果的に同じところに一生勤めようと、
転職しようと、
結果はどっちでもいいんです。
追い詰められる必要はないよって。 - ――
- つい「決めなきゃ」という
想いにかられますものね。 - 加藤
- 「今は」これに決める。
そういう姿勢でいいんじゃないですかね。
できるだけ多くの選択肢を
頭に入れておくだけでも、
未来は全然変わります。 - ――
- そのとおりだと思います。
就活のときは見落としがちなことですが、
先輩の視点から
大事なこととして教わりました!
ありがとうございました!
!
積算の仕事はとにかく打ち返す!
必死です(笑)。
必死です(笑)。
社長と子育ての報告をしあう会社、
他にあります?(笑)
他にあります?(笑)
全然違う世界に来ちゃったけど、
経験って、つながってると思う。
経験って、つながってると思う。
「いまはこれに決める」を
何回もやればいいんです。
何回もやればいいんです。