TAKEMURAを、
最強の中小企業にしたい。
自分が働いている会社が、
「いい会社」のほうがいいでしょう。
最強の中小企業にしたい。
自分が働いている会社が、
「いい会社」のほうがいいでしょう。
[ プロフィール ]
リノベーション部
逸見 安志
前職は高校の教員。1年のうち364日を授業と部活の指導に燃やしていた生活から、
友人であった今福社長の誘いを受け、2008年中途入社。
新事業であるリノベーション事業の立ち上げに携わり、
今では会社全体を引っ張っていく存在に。
- ――
- それでは早速ですが、
よろしくお願いいたします。 - 逸見
- これからのTAKEMURAに必要な
いい人材を採用していきたいので、
気合入れていきましょう。 - ――
- いいお話を
たくさん聞けることを期待しています。 - 逸見
- もちろん。
よろしくお願いいたします。 - ――
- 逸見さんは、
今のリノベーション部を
立ち上げた方なんですよね? - 逸見
- 私が立ち上げた、
というとちょっと違いますが‥‥
リノベーション部立ち上げの
プロジェクトを統括する立場でした。 - ――
- 立ち上げプロジェクト、ですか。
- 逸見
- 現社長の就任前後、
会社の経営方針や
事業の方向性について
改めてみんなで考えていくタイミングが
あったんですね。 - ――
- はい。
- 逸見
- その際、リノベーション領域に
力を入れていこうと社内で始まったのが
「エコリノベーションプロジェクト」
というもの。
プロジェクトメンバーを募って、
ぼくがそこのリーダーだったんです。 - ――
- そもそも、リノベーション領域に
進出しようとなった理由は
どんなことですか? - 逸見
- 世の中的にも
徐々に需要が高まっていましたし、
なにより、お客さまから私たちへの声も
何度かいただいていたんですよ。
「リノベーションも頼める?」って。 - ――
- その声に応える形で。
- 逸見
- そうですね。
以前は断っていたんです。
私たちにノウハウがなく、
リノベーションの提案をできる
人材もいなかったから。 - ――
- そこを強化していこうと。
- 逸見
- 私たちって、もともとは設備の会社。
建物の「中身」をつくることは
得意領域なんですよね。
しかもお客さまからの要望もあるなら、
やらないという選択肢はない。
リノベーション領域に進出したのは
至極当然のことだったと思います。 - ――
- プロジェクトに関して、
具体的には
どのようなことをしていきましたか? - 逸見
- まずは私たちが
「できなかった」領域に関して、
スキルをもった人材の「採用」です。
特に建築と電気ですね。
建物の中のことが全て
TAKEMURAで完結できるように。 - ――
- 即戦力で、
社内にリノベーションのノウハウを
もたらしてくれる存在ですね。 - 逸見
- そのとおりです。
彼らのノウハウを抽出して、
社内の人間に対しても
リノベーションに関するスキルの
育成をはかっていく。
工事そのものに対する
ノウハウはありましたから、
プラスアルファとなる部分を
学んでいきました。 - ――
- なるほど。
- 逸見
- 営業部のスタンスも変えていけるよう、
彼らとの相談も行いました。
お客さまから
リノベーションの相談がきたときに
「うちならできます」と胸を張って言う、
そんな姿勢でお客さまと接すること。 - ――
- そこの考え方のすり合わせは
とても重要ですね。 - 逸見
- そう、とても重要でした。
- ――
- プロジェクトの立ち上げから
5年余りが経っていますが、
成果は、いかがでしょうか? - 逸見
- なんと、リノベーション事業が、
会社の売上の半分近くを担っている。
多くを説明するまでもない、
プロジェクトの成果です。
需要があるということだし、
それにきちんと応えられる力が
備わってきているから
こういった結果が出ている。
さらに会社の核をつくる
事業にしていきたいですね。 - ――
- そういった「会社を変えていける」
というのは、やはり仕事をする上での
大きなやりがいですよね。 - 逸見
- そうですね。
この会社だからこそ
できることなのかもしれません。 - ――
- TAKEMURAだから?
- 逸見
- イチ社員の立場から
会社全体を変えるって、
そうそうできることじゃないと思うので。 - ――
- たしかに。
- 逸見
- この会社は
積極的に行動を起こす人を
決してとめません。
やりたいという想いさえあれば、
カタチにしていけるんですよ。
そういう環境だからこそ、
やりがいを感じられる仕事が
できたってのは、あると思います。 - ――
- そうですよね。
今福社長は、
「会社だけでなく業界全体を変えていきたい」
とおっしゃっていましたが、
逸見さんはいかがですか? - 逸見
- 業界構造に関しては
どんどん変えていかなければと思いますし、
変えていけるはずだとも感じています。 - ――
- 業界へ対する
イメージに関してはどうですか? - 逸見
- 業界イメージに関しては、
「変えていく」というよりは
「ちゃんと知ってもらう」ためのことを
まずはしていきたいです。 - ――
- ちゃんと知られていないと
感じているということですか? - 逸見
- 知られていないですね。
- ――
- どういった点でそう思いますか?
- 逸見
- よく「建設業界は3K」と言いますよね。
私たちからしたら、
全然そんなことないんですよ。
そこに、「やりたいこと」や
叶えたい「夢」があるのならば。
自分の志を実現するためなら、
毎日頑張るし、ひたすら努力するし、
ときには徹夜することだって
あると思うんですよ。
本人がそれを望んで、そうする。 - ――
- はい。
- 逸見
- そのことを、
「労働時間が長い」「休みがない」って
側面だけとらえると
「ブラック」ということになってしまう。 - ――
- たしかに、
望みをかなえるためにやっている
という背景は、
「ブラック」という言葉でくくると
見えなくなってしまいますね。 - 逸見
- ぼくはそれがとても残念なんです。
踏ん張りどころで死ぬほど頑張ることの、
なにがいけないの?って、思う。
頑張るべきときを乗り切ったら
長期休みをとったりもしていますし、ね。 - ――
- ここは譲れない、
というときは戦うことって、
必要ですよね。 - 逸見
- うん。だから、
そういった「ブラック」という言葉に
隠れてしまう背景を
ちゃんと世間に伝えていきたい。
僕らがなんのために、なにを望んで
頑張っているのかを知ってもらいたい。
イメージを変えるって、
まずはそういったところを
知ってもらうことからなんじゃないかな。 - ――
- リノベーションも好調で、
業界を変えていける勢いを持っている
TAKEMURAですが、
今後の会社の課題って、
逸見さんはどんなことだと思いますか? - 逸見
- 「下請け根性」を
なくしていくこと! - ――
- 下請け根性、ですか?
- 逸見
- TAKEMURAは
設備会社だった過去があるから、
元来大手ゼネコンの下請けとして
仕事をしてきたんだよね。
だから、
「言われたからやる」「言われた通りやる」
って姿勢が、やっぱり
まだ残っている気がするんですよ。
能力がある社員でも、
自由にやっちゃいけないと
無意識に制限をかけているような。 - ――
- 言われたとおりにしなきゃ、と。
- 逸見
- お客さまのところへ
自分で仕事をとりにいく、
提案するってことを、
もっとできるように、って思うんです。
さらにいえば、
お客さまから直接、
指名を受けるくらいの存在に
なっていきたいです。 - ――
- 大事なことですね。
- 逸見
- あとは、
TAKEMURA全体を
もっともっといい会社にしたいです。 - ――
- リノベーションの部署だけでなく、
会社全体のことも
考えていらっしゃるんですね。 - 逸見
- もちろんです。
何をするにしても、
会社視点・経営視点で考えることは
絶対に必要ですよ。そうじゃないと、
すぐ歯車になって、
仕事なんか面白くなくなっちゃう。 - ――
- TAKEMURAを
どんな会社にしていきたいですか? - 逸見
- 100人に満たない規模の会社ですが、
100倍くらい人のいる大手に負けない
最強の中小企業にしていきたいですね。
福利厚生などももっと強化して、
社員の誰もが「いい会社!」って思うような。 - ――
- どうしてそういう想いが?
- 逸見
- 自分のいる会社が
いい会社じゃないって、
単純に、イヤでしょ(笑)?
いい会社にするために、
自分自身が先頭きって頑張る。
それだけのことです。 - ――
- とてもシンプルでわかりやすいです。
- 逸見
- そこに新たな仲間が
加わってくれて、
一緒に会社も業界も変えていけたら
TAKEMURAはまた、
次のステージへ進めるのだと思います。 - ――
- なるほど。
これからのTAKEMURAに
大きな期待の持てるお話でした。
ありがとうございました!
私たちはもともと設備の会社。
「中身」をつくるのは得意なんだから、
リノベーションだってやるべきなんです。
「中身」をつくるのは得意なんだから、
リノベーションだってやるべきなんです。
スタートして5年のリノベーション事業が、
会社の売上の半分近くを担うように。
会社の売上の半分近くを担うように。
今の業界に必要なのは、
変えていくことよりも、
ちゃんと知ってもらうこと。
変えていくことよりも、
ちゃんと知ってもらうこと。
会社視点・経営視点でいつも考えないと、
すぐ歯車になってしまうよ。
すぐ歯車になってしまうよ。