現場の仕事は大変です。
だからこそ、やる気のある奴は、
絶対に見捨てませんよ。
だからこそ、やる気のある奴は、
絶対に見捨てませんよ。
[ プロフィール ]
工事部
細田 勝義
人生の目標は「病気をせずに生きること」(笑)。「仕事は好きじゃないです」とこっそり打ち明けつつ、
実は後輩想いのアツい一面を持つ1999年中途入社。
施工管理は前職からで、17年続けるベテラン施工管理。
- 細田
- (ソワソワした様子)
- ――
- どうしました?
- 細田
- 何の準備もしてないので、心配で‥‥。
- ――
- 大丈夫です。
みなさん本音で答えてもらうインタビューなので。
準備なしで、ぶっちゃけで。 - 細田
- そうですか‥‥では。
よろしくお願いいたします。 - ――
- 細田さんは、中途入社ですよね。
- 細田
- そうです。
以前も同じ業界で、
施工管理の仕事をしていました。 - ――
- 竹村に転職してきたきっかけは?
- 細田
- ‥‥ぶっちゃけでいいんでしたっけ?
- ――
- ぶっちゃけでお願いします。
- 細田
- 前の会社が倒産したからです。
- ――
- なるほど。ぶっちゃけでしたね。
- 細田
- 2年くらいそこで施工管理をしていたので、
全く新しい仕事をするよりは、
身に付けたスキルと経験を
活かしたいと思っていて。
竹村の社員の方に誘われ、転職しました。 - ――
- スキルと経験を活かして、今も工事部で。
- 細田
- そうですね。
1999年の入社なので、
もう17年この仕事をしています。 - ――
- まさにこの道のプロフェッショナルですね。
- ――
- 「施工管理」とは、どんな仕事なのか
具体的に教えていただけますか? - 細田
- そうですよね。
なんとなくわかるけど、
詳しくは知らない仕事ですよね。 - ――
- 「現場にいる人」のイメージです。
- 細田
- 現場で職人さんたちと
一緒に工事作業をしているって
イメージを強く持っている学生さん、
結構いるんですよ。 - ――
- 違うんですね。
- 細田
- もちろん現場で
職人さんのサポートをしたり、
指示を出したりも行います。
でも、半分近くは、
ミーティングをしていることが多いです。 - ――
- 知らなかったです。
- 細田
- 工事の際に必要な施工図を作成して、
工事内容を確認する。
予算や工期に関してお客様や会社と相談する。
細かいところだと、
「この日は地域のお祭りで通行止めになる」
っていう、下調べや調整も必要です。 - ――
- そこまで気を遣うんですね。
- 細田
- ちょっとした見落としで
工事は遅れてしまいますからね。
下調べ、段取り、根回し。
こういうことが、
施工管理にとっては大事なことなんです。 - ――
- 広い視野が必要ですね。
- 細田
- そうですね。
広い視野で、細かいところに気が付く力が、
現場で必要とされる力かもしれません。 - ――
- 細田さんご自身は、
施工管理の仕事の
どんなところに楽しさを感じますか? - 細田
- ‥‥楽しさ、ですか。難しいな。
- ――
- 楽しいって感じじゃないですか?
- 細田
- うーん‥‥
仕事、好きじゃないのかも(笑)。 - ――
- ぶっちゃけますね(笑)
- 細田
- 病気をせず健康に生きることが
目標というか(笑)。 - ――
- でも、好きじゃないのに、
17年ものあいだ、
この仕事を続けているんですよね? - 細田
- もう17年ですか(笑)。
自分に向いているのかもしれませんね。
そうだ。楽しい気持ちっていうよりは、
使命感のほうが強いかもしれないです。 - ――
- 使命感ですか。
- 細田
- 自分が現場のトップだったら、
「楽しい」とか「楽しくない」で
仕事なんてできないですよね。 - ――
- その通りですね。
- 細田
- 現場がうまくいきました、
利益がちゃんと出ました
ってなったらもちろんOK。
でもそうじゃない場合も、
全て自分が背負うことになるんです。 - ――
- 具体的にはどんなことですか?
- 細田
- 工期が予定に間に合わなかったり、
引き渡した物件に傷があったりしたら
大問題ですからね。
現場をちゃんと進めることへの
大きな責任があります。 - ――
- すべて現場トップの責任に
なってしまうんですね。 - 細田
- 現場「責任者」ですから。
そうならないように、
自分が絶対に現場を守らなければ、
という想いは強くあります。 - ――
- 逆に、大きく利益が出て、うまくいったら?
- 細田
- そのときは私だけじゃなくて、
現場みんなの功績。
うまくいって自分の部下が会社の人から
褒められているのを見たりなんかすると、
そのときはけっこう嬉しいですよ。 - ――
- やっぱり育ててきた部下が
褒められると嬉しいですか。 - 細田
- 嬉しい‥‥嬉しいというか、
褒められるくらいに育てるまでが、
私の仕事の責任範囲というか。 - ――
- 下をちゃんと育てるまでが、
現場責任者の仕事? - 細田
- そうです、そうです。
- ――
- 部下の育て方に、
「細田流」みたいなのはあるんですか? - 細田
- 特別なことはないですよ(笑)
でも、そうですね。
座学で教えることより、
現場で覚えることを
大事にしていこうとは思ってますね。 - ――
- 「カラダで覚えろ!」と。
- 細田
- そういうのに、近いかなぁ。
私はまず、新人の子が来たら
現場で職人の方に
くっついているようにって、指示します。 - ――
- 施工管理の仕事じゃなくて、
職人の方の仕事ですか? - 細田
- そうそう。
だって職人の方の仕事がわからないと、
指示を出したり、スケジュールを立てたり、
できないでしょう? - ――
- そうか。そうですね。
- 細田
- 最初はほんとに、
資材の運搬を手伝うようなことからで
いいんですよ。そこでね、
「この仕事は思っていたより人手が必要だ」
「この工程は脚立が必須なんだ」って、
ひとつひとつ覚えていく。 - ――
- 現場が大切って、
そういうことなんですね。 - 細田
- そうです。
現場、現場っていうと、
ちょっと古風に思うかもしれないけど、
もっとも大事なところだと思います。 - ――
- 細田さんのアツい一面ですね。
- 細田
- いやいやいや(笑)。
見捨てると、私が上司から
怒られちゃうので(笑) - ――
- 竹村での働き方の、
アツい面と現実的な面の
両方がよくわかりました(笑) - 細田
- やる気のある奴が入社してきたら、
ちゃんと面倒見ますよ! - ――
- よろしくお願いいたしますね。
ありがとうございました!
※編集部註
本来インタビュー予定だった社員が
インフルエンザになってしまい、
急きょ、代理で細田さんにご登場いただきました。
施工管理の仕事は、
下調べ、段取り、根回し。
下調べ、段取り、根回し。
責任者として絶対に現場を守る。
うまくいったら、みんなの功績です。
うまくいったら、みんなの功績です。
部下たちを育てることも、
現場責任者の仕事です。
現場責任者の仕事です。